「ついついシャワーを出しっぱなしにしてしまう」「蛇口を閉めるのを忘れてしまっていた」
こんなことが続いて、水道代が予想以上に高くなり困った経験はありませんか?
日常生活で見過ごされがちな水道代ですが、驚くほど簡単に節約することができることに加え、節約することの効果は絶大で、上手に節水すれば年間約1.5万円以上も節約することができます!
特に20代にとって、無駄な出費を考えることは将来の貯金や投資に直結することに加え、節水の習慣をつけることで生涯的には50万円以上の節約にも繋がることでしょう。
この記事では、平均的な水道代やその内訳を具体的なデータとともに紹介し、誰でも簡単にできる効果的な節水方法を解説していきます!
水道代の平均額は?
まず、自分の水道料金が平均と比べてどの程度かを知ることが重要です。
総務省の家計調査年報によると、世帯人数別の平均的な月額水道料金は以下の通りです。
世帯数 | 平均金額 |
1人暮らし | 2,100円 |
2人暮らし | 4,000円 |
3人暮らし | 5,100円 |
4人暮らし | 5,800円 |
水道代の内訳と使用割合
私たちはお風呂やトイレ、洗濯機など様々な用途で水道を使っています。
水道代を効果的に節約するためには、どの家庭内設備がどれだけの水を使用しているかを理解することも重要です!
以下は、一般的な家庭における用途ごとの水道の使用割合です。
使用用途 | 使用割合 |
お風呂 | 約40% |
トイレ | 約21% |
キッチン | 約18% |
洗濯機 | 約12% |
洗面台 | 約6% |
このデータを見ると、水道の使用割合はお風呂が最も多く、全体の約40%を占めていることが分かります。
言い換えれば、お風呂での節水が最も効果的な水道代の節約に繋がると言えるでしょう。
次からは、お家の場所・シチュエーションごとの節水術と便利グッズについて詳しく紹介していきます。
お風呂での節水術と節約アイテム
お風呂は前述したとおり、水道の使用割合の約40%を占める、家庭内で多くの水を使用する場所です。
まずはそんなお風呂での節水術や便利な節約アイテムについて紹介していきます。
シャワーの使用時間を短縮する
シャワーは1分間に約12リットルの水を使用します。
例えば、シャワーの時間を10分間に短縮するだけで、年間約22,000リットル、金額にして約10,500円の節約が可能です。
浴槽に貯めるお湯の量を少なめにする
浴槽に水を満杯に張るのではなく、適量に調整することで20%から30%の節水が可能です。
200リットルの浴槽(一人暮らしの浴槽の平均的な大きさ)の場合、浴槽に貯める湯量を少なめにすることで年間約3,500円~5,000円の節約となります。
お風呂における節約アイテム
節水シャワーヘッドに交換することで、最大約50%の水量削減が期待できます。
これにより、年間約5,000円程度の節約が可能です。
節水シャワーヘッドは特殊な器具などがなくても取り付けられることも多く、初期コストもそこまで高くありません。
また、水道代だけでなく、ガス代や電気代の節約にもなるため非常におすすめのグッズとなっております!
トイレでの節水術と節約アイテム
トイレはお風呂に次いで水道の使用量が多い場所の1つです。
続いてはトイレでの節水術や便利な節約アイテムについて紹介していきます。
大小レバーを使い分ける
種類によっても異なりますが、レバーを1回使うことで流れる水の量は、大が約5〜8L、小が約3〜4.5Lです。
トイレの大と小さなレバーを適切に活用することで、1回あたり約20%の水量を節約できます。
1日5回の使用で、年間約1,000円程度の節約が可能です。
不要な水の流しを気にする
トイレットペーパーなどの少量のゴミを流すためだけの水流しは避けましょう。
これにより、年間で約1,000円以上の節約が期待できます。
トイレにおける節約アイテム
トイレ専用の節水器具を設置することで、約40%の水量削減が可能です。
これにより、年間約2,000円程度の節約が期待できます。
キッチンでの節水術と節約アイテム
毎日自炊をしているのであれば、キッチンでの水の使用も無視できません。
以下の方法で節水を心掛けましょう。
洗い桶で皿を洗う
食器を洗う際、流水で洗うのではなく、洗い桶に水をためて洗うことで大幅な節水が可能です。
1日10分の流れる水を減らすだけで、年間10,000円程度の節約が期待できます。
まとめて洗う
食器をまとめて洗うことで、水の使用回数と量を減らすことができます。
これにより、年間で数千円の節約が可能です。
油汚れは拭き取る
油汚れの食器は、洗う前に新聞紙などで落とすことで、洗剤と水の使用量を減らすことができます。
洗濯での節水術と節約アイテム
洗濯は家庭内で使用する水道量の15%を占めています。
時期によっては一週間に何回も洗濯機を回す場合もあるかと思います。
ここでは、洗濯においての節水術と節約アイテムについて紹介します。
浴槽の残り湯を活用する
浴槽の残り湯を洗濯のすすぎに使用することで水道代の節約ができます。
仮に毎日洗濯するとしたら年間約7,500円程度の削減に繋がります。
洗濯物はまとめて洗う
洗濯物は少ない量をこまめに洗うよりも、まとめて1度に洗濯したほうが節約になります。
1人暮らしの方でも、毎日洗濯しているといった方もいるのではないでしょうか。
洗濯機の容量の7〜8割の洗濯物がたまったら、洗濯するようにすることで年間約3,500円程度の削減ができます。
洗濯における節約アイテム
洗濯におけるおすすめの節約アイテムはドラム式洗濯機です。
ドラム式洗濯機は、縦型の洗濯機の約二分の一のコストで洗濯をすることができます。
記事のまとめ
水道代は意外と節約できる!
・お風呂・トイレ・キッチンが水道代のほとんどを占めている!
効果的な節水術を実践しよう!
トイレ:大小レバーの使い分け、節水器具の利用で年間約3,000円節約。
キッチン:洗い桶を使う、まとめ洗いをすることで年間約10,000円節約。
水道代節約=貯金&自由なお金を増やすチャンス!
水道代を意識することで、年間数万円の節約が可能です!
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